問 題
紫外線の作用に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 皮膚の悪性黒色腫の発生
- 熱中症の発生
- 白内障の発生
- 電気性眼炎の発生
- 殺菌作用
正解 (2)
解 説
紫外線に熱の要素は一切含まれていませんので、紫外線をどんなに浴びても熱いと感じることはありません。熱中症の原因になるのは紫外線ではなくて赤外線です。
紫外線と赤外線、それぞれの作用には次のようなものが挙げられます。
【紫外線の作用】
- 体内のビタミンDの生成
- 皮膚の紅斑の出現
- 皮膚癌(悪性黒色腫)
- 白内障
- 電気性眼炎
- 急性角膜炎
- 殺菌作用
- 無精子症
- 白血病
【赤外線の作用】
- 熱中症
- 皮膚血管の拡張
- 代謝の促進
- 白内障(ガラス工白内障)
※ どちらにも白内障が書かれていますが誤植ではありません。紫外線も赤外線も白内障の原因となり得ます。
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