問 題
建築物の管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ファシリティマネージメント(FM)とは、企業、団体等が組織活動のために、施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動と定義されている。
- 二次エネルギーとは、一次エネルギーを変換や加工して得られるエネルギーのことで、電気に代表される。
- 設備管理のライフサイクルとは、設備の計画、設計、製作、運用、保全をへて廃却又は再利用までを含めたすべての段階及び期間までと定義されている。
- CASBEEとは、中央監視、エネルギー管理、ビル管理、施設管理を含んだ包括的なシステムである。
- 設備の保全活動には、維持活動と改善活動がある。
正解 (4)
解 説
CASBEEは、Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiencyの略で、対応する日本語は「建築環境総合性能評価システム」です。正式名称を覚える必要はありませんが、EがEnvironment(環境)というのは知っておくといいかもしれません。
よって、建築環境に特化したシステムなので、(4)のような「包括的なシステム」ではありません。
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