ビル管理士試験 H28年 問106 問題と解説

 問 題     

給水及び排水の管理に関する用語とその単位との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. 精密ろ過膜の有効径      μm
  2. 色度             度
  3. 腐食速度           mm/y
  4. 排水基準におけるリン含有量  %
  5. 加熱装置の能力        kW

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

%はもちろん百分率のことですが、これは一般的に「(体積)/(体積)」や「(質量)/(質量)」のように、同じ単位同士の比較を百分率で表します(例:10gは50gの20%に相当する)。

一方、排水基準におけるリン含有量は、排水量の単位は体積[L]で、リン含有量は質量[mg]なので、その濃度の単位としては[%]ではなく[mg/L]を用いるのが適切です。

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