ビル管理士試験 H28年 問33 問題と解説

 問 題     

一酸化炭素に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 我が国では、大気汚染物質としての濃度は増加している。
  2. 酸素よりも200倍以上強いヘモグロビン親和性をもつ。
  3. 石油や都市ガスなどの不完全燃焼で発生する。
  4. 無臭の気体である。
  5. 血中の一酸化炭素ヘモグロビンの濃度が5%未満では症状はみられない。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

一酸化炭素は(3)の通り、不完全燃焼などによって生じますが、これが大気汚染物質として問題となることは近年ありません。環境基準の達成率も、もう何年も連続して達成率100%で推移しています。よって、(1)が不適当な記述となります。

また、一酸化炭素の特徴として、(2)、(4)、(5)の記述も併せて確認しておいてください。

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