ビル管理士試験 H27年 問33 問題と解説

 問 題     

騒音性難聴に関する次の文章の( )内に入る数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。

騒音職場などの健康診断では、オージオメータで( ア )Hzと( イ )Hzの聴力レベルが測定されるが、騒音性難聴の初期の特徴は、通常、約( ウ )Hz付近での聴力低下である。

   ア    イ    ウ

  1. 1,000  2,000  2,000
  2. 1,000  4,000  1,000
  3. 1,000  4,000  4,000
  4. 2,000  4,000  2,000
  5. 2,000  4,000  4,000

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

人の聴覚がキャッチできる音域は、個人差はあるものの、大体20~20,000Hzといわれています。そのなかでも最も敏感な周波数は、大体4,000Hz付近となっています。

健康診断で測定する周波数は、特に聴き取りやすい4,000Hzと比較的聴き取りやすい1,000Hzが選ばれています。よって選択肢から、( ア )には「1,000」、( イ )には「4,000」が入ります。

また、騒音性難聴の場合、本来は聴き取りやすい4,000Hzが聴こえづらくなるというのが、初期症状の特徴です。よって( ウ )には「4,000」が入ります。

コメント