問 題
騒音性難聴に関する次の文章の( )内に入る数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。
騒音職場などの健康診断では、オージオメータで( ア )Hzと( イ )Hzの聴力レベルが測定されるが、騒音性難聴の初期の特徴は、通常、約( ウ )Hz付近での聴力低下である。
ア イ ウ
- 1,000 2,000 2,000
- 1,000 4,000 1,000
- 1,000 4,000 4,000
- 2,000 4,000 2,000
- 2,000 4,000 4,000
正解 (3)
解 説
人の聴覚がキャッチできる音域は、個人差はあるものの、大体20~20,000Hzといわれています。そのなかでも最も敏感な周波数は、大体4,000Hz付近となっています。
健康診断で測定する周波数は、特に聴き取りやすい4,000Hzと比較的聴き取りやすい1,000Hzが選ばれています。よって選択肢から、( ア )には「1,000」、( イ )には「4,000」が入ります。
また、騒音性難聴の場合、本来は聴き取りやすい4,000Hzが聴こえづらくなるというのが、初期症状の特徴です。よって( ウ )には「4,000」が入ります。
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