問 題
室内環境の測定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 浮遊真菌の測定には、フィルタ法がある。
- アスベストの測定には、紫外線吸収スペクトル法がある。
- イオウ酸化物の測定には、溶液導電率法がある。
- オゾンの測定には、化学発光法がある。
- 放射線の空間線量の測定には、シンチレーション検出器が用いられる。
正解 (2)
解 説
(2)に関して、空中のアスベストの測定法は主に以下の2つです。
- 光学顕微鏡(位相差顕微鏡)による測定法
- 電子顕微鏡による測定法
また、建材中のアスベストの測定法には主に以下の3つです。
- X線回析分析法
- 赤外線吸収スペクトル法
- 示差熱分析法
より重要(頻出)なのは空中の測定法なので、優先的にそちらを押さえておきたいところです。
よって、(2)の「紫外線吸収スペクトル法」は当てはまらないので、正解は(2)となります。
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