ビル管理士試験 H25年 問148 問題と解説

 問 題     

床磨き機に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. 広く用いられているのは、3ブラシ式である。
  2. ブラシは、シダの茎又はナイロン繊維を植え付けたものが普通であるが、ワイヤブラシを用いる場合もある。
  3. 凹凸のある床面には、研磨粒子を付着させたパッドを使用する。
  4. 床磨き機のブラシは、直径60cm以上のものが多く使われている。
  5. 電動機は、直流電源を使用するものが大部分である。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

(1)で、オーソドックスなのは1ブラシ式です。

(3)で、パッドは平らな床を清掃するのに向いていますが、凹凸面がある床だと溝の汚れを除去することができません。凹凸面がある場合にはブラシを用いるのが効果的です。

よって、(3)の「パッド」が誤りで、ここを「ブラシ」に直すと正しい文章となります。

(4)で、ブラシの直径は規格で決まっていて、8、12、14、16インチです。1インチが2.54cmなので、大体、20、30、36、41cmと言い換えることができます。よって、(4)の60cmは規格外となります。

(5)で、直流電源といえば乾電池を利用する必要がありそうですが、実際にはコンセントから電気を供給するので、交流電源(AC電源)を使っています。

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