ビル管理士試験 H25年 問138 問題と解説

 問 題     

消火設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 屋内消火栓設備は、建築物の関係者や自衛消防隊が初期消火を目的として使用するものである。
  2. 泡消火設備は、油火災を対象とした設備である。
  3. 閉鎖型予作動式スプリンクラー設備は、アトリウムなどの大空間に設置される。
  4. 不活性ガス消火設備は、不活性ガスの放出による希釈作用を主とした消火方法である。
  5. 連結散水設備は、消防ポンプ車が送水口に連結して送水し、散水ヘッドから放水して消火するものである。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

閉鎖型予作動式スプリンクラー設備は、通信機器室や電算室などで使われます。その理由は、この方式はスプリンクラーヘッドの破損などによる水損を避けられるためです。

アトリウムなどの大空間には放水型ヘッド等スプリンクラー設備のほうが向いています。

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