ビル管理士試験 H25年 問50 問題と解説

 問 題     

流体力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 無秩序な乱れによる流体塊の混合を伴う流れを乱流という。
  2. 単位時間にダクトへ流入する空気の質量と、そのダクトから流出してくる空気の質量は、途中に漏れがなければ等しい。
  3. 摩擦のないダクト中の理想流体の流れでは、どの断面においても動圧と静圧と位置圧との合計が等しくなる。
  4. 浮力に対する慣性力の比を表す無次元数をレイノルズ数という。
  5. 開口部の面積と流量係数との積を開口部の実効面積又は相当開口面積という。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

レイノルズ数は、流体力学において慣性力と粘性力との比で定義されます。浮力は関係ありません。また、無次元数という説明は正しいです。

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