問 題
給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- シャワーヘッドは、1年に1回以上、分解・清掃を行う。
- レジオネラ汚染が認められた場合は、湯を50℃で循環させ加熱処理を行う。
- 各種の弁は、1年に1回以上、分解・清掃を行う。
- 貯湯槽は、定期的に底部の滞留水の排出を行う。
- 休止中の貯湯槽を再開するときには、点検・清掃を行い、設定温度になるまで加熱してから使用する。
正解 (2)
解 説
レジオネラ対策に関連した数字は、大事なものが3つほどあります。
まずは貯湯槽内の温度で、レジオネラを繁殖させないために、槽内の水(湯)の温度を60℃以上に保つ必要があります。
次に、給湯栓での温度です。これを55℃以上に保つ必要があります。
最後に選択肢(2)にもあるレジオネラ汚染が認められた場合です。この際は菌を殺すために、70℃で20時間の循環をさせなくてはなりません。
これらの数字はいずれも問われるかもしれませんので、覚えておくと良いと思います。
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