ビル管理士試験 H24年 問116 問題と解説

 問 題     

給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 加熱装置に逃し管を取り付ける場合は、水を供給する高置水槽の水面よりも高く立ち上げる。
  2. ガス瞬間湯沸器の能力で1号とは、流量1L/minを25℃上昇させる能力をいう。
  3. 貯湯槽の容量は、ピーク時の必要容量の1~2時間分を目安に加熱能力とのバランスから決定する。
  4. 強制循環式給湯系統の横管は、1/200以上の勾配で配管する。
  5. ステンレス鋼管の線膨張係数は、架橋ポリエチレン管の線膨張係数より大きい。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

線膨張係数について、金属管(例:ステンレス鋼管、銅管)と合成樹脂管(例:架橋ポリエチレン管、ポリブテン管)とを比べると、合成樹脂管のほうが一桁ほど大きくなります。

ただし、合成樹脂管の中でも耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管だけは、名前の通り耐熱性を有するので他の合成樹脂管よりも膨張しにくいです。

よって、各配管材料の線膨張係数[1/℃]は次のような並び順になります。

  • (線膨張係数 小):金属管 < 耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管 < 他の合成樹脂管:(線膨張係数 大)

よって、(5)の記述は反対なので、正解は(5)となります。

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