ビル管理士試験 H23年 問177 問題と解説

 問 題     

防虫・防鼠構造や防除に関わる機器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 防虫・防鼠構造は、建築物自体をねずみなどの侵入や活動を防ぐ作りにすることである。
  2. ULV機は、低濃度の薬剤を多量に散布する薬剤散布機である。
  3. 白色蛍光灯は、高圧ナトリウム灯に比べて昆虫類を誘引しやすい。
  4. 換気口に取り付ける防鼠用の金属網や格子の目の間幅は、1cm以下とする。
  5. 実体顕微鏡の保有は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律に規定された建築物ねずみ昆虫等防除業の登録基準の一つである。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

ULV機は「Ultra Low Volume」の頭文字から取っています。直訳では「超微量」ですが、対応する日本語訳は「微量濃厚散布」です。高濃度の薬剤を少量散布するために用いられます。

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