ビル管理士試験 H23年 問98 問題と解説

 問 題     

建築材料とその性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鋼板にすずメッキしたものをブリキという。
  2. 鉄筋コンクリート構造の陸屋根の防水には、アスファルト防水、モルタル防水、シート防水、塗膜防水がある。
  3. 鋼材の炭素量が増すと靭性が増加する。
  4. ガラスの主原料は珪砂で、主成分はケイ酸(SiO2)である。
  5. コンクリート強度の確保には、スランプ試験などによる品質管理が重要である。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

靭性とは、英語でtoughness(タフネス)といい、直訳すると、粘り強さ、粘さなどの意味になります。より厳密には、物質破壊に対するエネルギーを指します。

鋼材に炭素を混ぜると、引張り強さと硬さが増しますが、もろくなるため、靭性は低下します。

ちなみに、「硬さ」と「もろさ」は別のものなので注意してください。例えば、角砂糖は硬いですが、崩そうと思えば簡単に粉々になるので、もろいです。プリンやゼリーは柔らかいですが、力を加えてもなかなか崩れません。粘り強さがあります。

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