ビル管理士試験 H23年 問96 問題と解説

 問 題     

建築物の荷重あるいは構造力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 積載荷重には、人間・家具・物品の重量が含まれる。
  2. 移動端(ローラ)の支点において、曲げモーメントとせん断力は伝達されない。
  3. 構造物の構成部材に生じる応力には、曲げモーメント、せん断力、軸方向力がある。
  4. 曲げモーメントは、部材内の任意の面に作用して、面をずれさせるように作用する力である。
  5. 支点は、荷重に対して建築物を支持する反力が生じる点である。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

選択肢(4)の説明は、曲げモーメントではなくせん断力についての説明になっています。

曲げモーメントは、折り曲げるように作用する力です。

ずらす力はせん断力で、曲げる力は曲げモーメントです。

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