ビル管理士試験 H23年 問95 問題と解説

 問 題     

鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. コンクリートは、圧縮強度が大きく、耐火性・耐久性に富んでいる。
  2. 鉄筋とコンクリートの線膨張係数は、ほぼ等しい。
  3. 鉄筋コンクリート構造の梁に入れるせん断補強筋を帯筋という。
  4. 鉄筋コンクリート構造の強度は、材料の管理や養生などに影響されやすい。
  5. 鉄筋コンクリート構造の鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、鉄筋の防食・防錆等の耐久性上、重要である。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(3)の説明は「帯筋」ではなく、「あばら筋」です。

帯筋は、柱にせん断を防ぐために使われる補強筋のことを指します。

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