ビル管理士試験 H23年 問51 問題と解説

 問 題     

壁体内部結露に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。

暖房時の壁体内部結露を防止するには、水蒸気圧が高い側に( ア )が( イ )材料からなる( ウ )を設けることが有効である。

    ア     イ    ウ

  1. 熱伝導率   高い  断熱材
  2. 熱伝導率   低い  防湿層
  3. 熱伝導率   低い  断熱材
  4. 湿気伝導率  高い  防湿層
  5. 湿気伝導率  低い  防湿層

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

( ウ )は「断熱材」か「防湿層」が入りますが、結露を防ぐのがこの問題の主旨なので、ここは「防湿層」が入ります。

防湿層で重要となるパラメータは「湿気伝導率」なので、これが( ア )に入ります(熱伝導率は、断熱材について考える際に重要なパラメータとなります)。

残る( イ )については、「低い」が正しいです。

結露を防ぐためには、水蒸気圧が飽和に達さないようにしなければなりません。つまり、水蒸気圧が上がらないようにすればよいので、現状、水蒸気圧が高めになっているところに、湿気伝導率の低い材料からなる防湿層を設けて、それ以上水分が行かないようにします。

ここで湿気伝導率の高い材料を使うと、水分が自由に動き回れることになり、部分的に飽和蒸気圧を超え、結露してしまいます。

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