ビル管理士試験 H22年 問130 問題と解説

 問 題     

衛生器具設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものは次のどれか。

  1. 浄化槽を設置している場合を除き陶器製の大便器の底部の汚れは、スポンジに塩酸系洗剤を付けて洗い落とし、十分に水洗いする。
  2. 事務所建築物に設置する配管ユニットには、給水管、排水管、通気管等の配管群が組み込まれている。
  3. 衛生器具設備をユニット化すると、防水処理工事や養生作業が軽減される。
  4. 衛生器具の材質は平滑な表面をもち、吸水・吸湿性がないものとする。
  5. 事務所建築物に設置する大・小便器の必要器具数は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律で定められている。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

建築物における衛生的環境の確保に関する法律では便器の個数に関する規定はありません。

昭和47年の労働省令に「事務所衛生基準規則」というものがあり、便器の個数についてはここに記載があります。

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