ビル管理士試験 H22年 問131 問題と解説

 問 題     

給排水衛生設備に使用する機器及び配管材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. メカニカル形接合は、ねじ込み、溶接、接着等によらない機械的な接合方法である。
  2. 差込ろう接合は、継手の受け口と管のすき間に毛細管現象で、ろう材を流し込む接合方法である。
  3. TIG溶接は、不活性ガスの雰囲気中で、タングステン電極と溶接母材の間にアークを発生させて溶接する方法である。
  4. 通気管の大気開口部に設ける通気口の通気率(開口面積/管内断面積)は、50%程度確保する必要がある。
  5. ボール弁は、管軸と通賂が一致したときが全開で、それと90°回転した状態が閉止となる。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

通気率は100%以上必要です。

100%未満だと、開口部よりも通気口のほうが大きいということになってしまうので、空気を外へ逃がす能力が不充分です。

コメント