ビル管理士試験 H22年 問105 問題と解説

 問 題     

建築基準法に基づく特殊建築物の定期調査・報告に関する次の組合せのうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 調査内容   建築物の敷地、構造及び建築設備に関する状況
  2. 調査資格者  一級建築士、二級建築士、特殊建築物等調査資格者
  3. 報告先    国土交通省
  4. 報告者    建築物の所有者又は管理者
  5. 報告間隔   おおむね6ヵ月から3年までの間隔

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

報告先は国土交通省ではなく、特定行政庁です。特定行政庁とは、建築主事を置く市区町村ではそこの長であり、それ以外の市町村では都道府県知事となります。

これ以上の知識は覚える必要はないと思いますが、参考までに追記します。

人口が25万人以上の市区町村には必ず建築主事が置かれます(建築基準法で決められています)。一方、人口が25万人未満でも一定条件のもとで建築主事を置けるので、ある程度大きい(10万以上くらい)自治体は置いている場合が多いです。

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