問 題
鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 柱の主筋は、4本以上とする。
- 直接土に接する壁において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、4cm以上としなければならない。
- 一般の壁の厚さは、10～15cm程度である。
- 梁(はり)せいは、梁断面の下面から上面までの高さをいう。
- 柱の帯筋は、曲げモーメントに抵抗する。
正解 (5)
解 説
帯筋は、柱にせん断を防ぐために使われる補強筋のことを指します。よって、「曲げモーメント」ではなく、「せん断力」に抵抗します。一方で、柱の主筋が曲げモーメントに抵抗します。
今回は柱が問題になっていますが、梁が出題されることもあるので、以下も併せて確認しておいてください。
- 柱の主筋 ：曲げモーメントに抵抗する
- 柱の帯筋 ：せん断力に抵抗する
- 梁の主筋 ：曲げモーメントに抵抗する
- 梁のあばら筋：せん断力に抵抗する
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