問 題
環境基本法に基づく大気の汚染に係る環境基準に定められていない物質は、次のうちどれか。
- 浮遊粒子状物質
- 一酸化炭素
- 二酸化炭素
- 二酸化窒素
- 光化学オキシダント
正解 (3)
解 説
大気の汚染に係る環境基準には以下の11種類がありますが、試験対策としては1~7くらいの名称を把握しておけば十分だと思います。
- 二酸化いおう
- 一酸化炭素 …選択肢(2)
- 浮遊粒子状物質 …選択肢(3)
- 二酸化窒素 …選択肢(4)
- 光化学オキシダント …選択肢(5)
- 微小粒子状物質
- ベンゼン
- トリクロロエチレン
- テトラクロロエチレン
- ジクロロメタン
- ダイオキシン類
(3)の二酸化炭素は、室内のような閉じられた空間では場合によって高濃度になりますが、環境基準の測定場所である外においては、地域や地区によって変動するようなものではありません(たとえば、住宅地では低いけれども工場地帯では高い、というようなことはありません)。
夏と冬で変わったり、数百年単位で見ると変動したりしますが、それは環境基準を設定する趣旨からは離れます。
よって、(3)が正解となります。
コメント