ビル管理士試験 2023年 問114 問題と解説

 問 題     

飲料用貯水槽の清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 清掃時は、必要に応じてガード付き作業灯を取り付け、作業時の貯水槽内の安全な照明を確保する。
  2. 高置水槽と受水槽の清掃は、原則として同じ日に行い、受水槽の清掃を行った後に高置水槽の清掃を行う。
  3. 清掃終了後は、2回以上貯水槽内の消毒を行う。
  4. 消毒後の水洗い及び水張りは、消毒終了後少なくとも30分以上経過してから行う。
  5. 清掃終了後の水質検査における濁度の基準値は、5度以下である。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(5)に関して、清掃終了後の水質検査における色度と濁度の基準値は、次の通りです。

  • 色度:5度以下
  • 濁度:2度以下

以上から、(5)の記述が誤りで、「濁度」を「色度」に変えるか、「5度以下」を「2度以下」に変えれば正しい文章となります。

よって、正解は(5)です。

この問題では、ほかの選択肢の記述もどれも重要なので、併せて押さえておいてください。

コメント