ビル管理士試験 2023年 問38 問題と解説

 問 題     

電場・磁場・電磁波に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 電磁波は真空中も空気中も光速で伝わる。
  2. 高エネルギーであるX線、γ線は電離作用をもつ。
  3. 電場と磁場の振動が伝播(でんぱ)する波動の総称を電磁波という。
  4. 光を波長の長さ順に並べると、紫外線が一番長く、その次が可視光線で、赤外線が一番短い。
  5. 静電場は、電撃や皮膚がチリチリする不快感をもたらすことがある。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

(4)について、可視光線の中では赤色の波長が長く、紫色の波長が短いです。赤色の波長の外側が赤外線なので、赤外線は可視光線よりも波長が長いということになります。一方、紫色の波長の外側が紫外線なので、紫外線は可視光線よりも短いということになります。

よって、光を波長の長さ順に並べると、赤外線が一番長く、その次が可視光線で、紫外線が一番短くなるので、(4)の記述が誤りで、これが正解となります。

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