問 題
廃棄物処理法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 都道府県知事は、多量の一般廃棄物を生じる建物の占有者に対し、減量に関する計画の策定等を指示することができる。
- 排出事業者が産業廃棄物の処理を委託する場合には、その移動及び処理の状況を自ら把握するため、マニフェストの使用が義務付けられている。
- 一般廃棄物の収集、運搬、処分等が適正に行われるよう、処理基準が定められている。
- 都道府県知事は、産業廃棄物処理業の許可申請があった場合には、適合していることを審査し、許可する。
- 排出事業者が産業廃棄物の処理を委託する場合には、委託基準に従わなければならない。
正解 (1)
解 説
(1)に関して、廃棄物処理法では、多量の一般廃棄物を生じる建物の占有者に対し、減量に関する計画の策定等を指示することができる旨が規定されています。しかし、これができるのは「都道府県知事」ではなく、「市町村長」です。
よって、正解は(1)です。
この問題では、(1)の知識はややマイナーな部類です。一方で、ほかの選択肢がどれも基本的な内容なので、(2)~(5)に書かれた記述に矛盾点がないのでおそらく(1)が正解だろう…という消去法で答えを選べれば充分だと思います。
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