問 題
我が国の廃棄物処理政策の変遷に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1950年代に、汚物を衛生的に処理し、生活環境を清潔にすることを目的に清掃法が制定された。
- 1970年代の廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃棄物処理法」という。)の制定により、「汚物」に加えて、新たに「不要物」の概念が導入された。
- 1980年代に、最終処分場の確保難等に対処するため、廃棄物処理施設整備の推進が図られた。
- 1990年代に、「廃棄物」を「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分類し、廃棄物の適正処理が図られた。
- 2000年代に、廃棄物等の発生を抑制(リデュース)するとともに、再利用(リユース)及び再生利用(リサイクル)が図られた。
正解 (4)
解 説
(4)に関して、廃棄物を一般廃棄物と産業廃棄物に分類したのは、1970年(昭和45年)の廃棄物処理法制定時です。よって、(4)の記述は1990年代の話ではありません。
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