ビル管理士試験 2020年 問152 問題と解説

 問 題     

床材の特徴と維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 木質系床材は、水分に弱い。
  2. 塩化ビニル系床材は、耐薬品性や耐水性に富む。
  3. 床維持剤を塗布することで、ほこり除去の作業頻度を減らすことができる。
  4. セラミックタイルは、耐酸性、耐アルカリ性がある。
  5. コンクリートは、耐酸性に乏しい。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(3)で、床維持剤を塗布することで、汚れの予防効果が得られます。しかし、これは水や油の汚れが床にしみ込むのを防ぐのが主な役割で、土砂やほこりを軽減するものではありません。

よって、土砂・ほこりの除去頻度は減らせないので、(3)が誤りです。

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