ビル管理士試験 2020年 問135 問題と解説

 問 題     

排水通気設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 小便器の排水管内に付着した尿石は、アルカリ性洗剤を用いて除去する。
  2. 排水管内部の詰まり具合や腐食状況は、内視鏡や超音波厚さ計により確認できる。
  3. ロッド法は、1~1.8mのロッドをつなぎ合わせ、手動で排水管内に挿入し清掃する方法である。
  4. 排水横管の清掃に用いるスネークワイヤ法は、一般に長さ25m以内で用いられる。
  5. 排水立て管の清掃に用いる高圧洗浄法は、5~30MPaの圧力の水を噴射し、排水管内を洗浄する方法である。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

(1)で、尿石や水垢(あか)には鉄やカルシウムなどの金属塩類が多く含まれています。これらは酸性洗剤によって溶かすことができます。よって、アルカリ性洗剤ではなく、酸性洗剤を用いたほうが効果的です。

よって、正解は(1)となります。

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