公務員試験 H30年 国家一般職(教養) No.18解説

 問 題     

図Ⅰのような棒状の図形があり,一部が灰色になっている。この図形を一辺の長さが 4cm の正方形の周りを滑ることなく回転させることで,灰色の部分の軌跡を考えることとする。

いま,ある長さの棒状の図形で軌跡を描いたとき,図Ⅱ のようになったが,このとき,回転させた図形として最も妥当なのは次のうちではどれか。ただし,棒状の図形の太さは無視できるものとする。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

軌跡は1点に注目し、選択肢の消去法が定石です。図Ⅱを見て、正方形部分を浮かび上がらせて、一例として以下のような1点に注目します。

灰色部分はちょうど一辺の半分の幅に見えるので、灰色の部分の幅を 2cm と考えます回転幅が矢印 1 の部分と矢印 2 の部分で明らかに変わっているため、以下のような動きと考えられます。

以上より、正解は 2 です。

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