問 題
鉄筋コンクリート構造の工事に関する記述㋐,㋑,㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ レディーミクストコンクリートの受入検査では,荷卸し地点において,スランプ,空気量,塩化物含有量などを検査し,圧縮強度検査のための供試体用のコンクリートも採取する。
㋑ 梁の打継ぎ位置は,スパンの中央付近とする。
㋒ コンクリートの締固めにおいては,鉄筋とコンクリートの付着を確保するため,コンクリート棒形振動機で鉄筋を直接振動させる。
1.㋐
2.㋐,㋑
3.㋑
4.㋑,㋒
5.㋒
正解 (2)
解 説
㋐は妥当な記述です。
㋑は妥当な記述です。
コンクリートの打継目は、完全に一体とはなりにくく、もろい部分となります。そこで打継はできるだけ少なくします。
打継目の位置は、梁・床スラブなどの鉛直打継目は、スパンの「中央付近」に設けるのが基本となります。
㋒ですが
コンクリート棒形振動機で振動させるのはコンクリートです。「鉄筋を直接」ではありません。よって、㋒は誤りです。
以上より、正解は 2 です。
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