問 題
図のように、静定ラーメンに集中荷重が作用したとき、支点 A、B に生じる鉛直反力 RA、RB の大きさの組合せとして最も妥当なのはどれか。ただし、部材の自重は無視できるものとする。
RA RB
1. 1 kN 5 kN
2. 2 kN 4 kN
3. 3 kN 3 kN
4. 4 kN 2 kN
5. 5 kN 1 kN
正解 (4)
解 説
A 点における垂直反力を RA、B 点における垂直反力反力を RB、水平反力を HB とします。
横向きの力に注目すれば、和が 0 なので HB は右向き 3kN です。
縦方向に注目すると
RA + RB = 6 です。
B 点周りのモーメントに注目します。モーメントは「力 × 距離」です。
3 kN の力により、3 × 4 = 12 (反時計回り)のモーメントが生じます。
6 kN の力により、6 × 2 = 12 (反時計回り)のモーメントが生じます。
合わせて 24 のモーメント(反時計回り)です。
そして
RA により、RA × 6 のモーメントが生じるため、RA = 4 です。
RA + RB = 6 より、RB = 2 とわかります。
以上より、正解は 4 です。
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