公務員試験 H30年 国家一般職(高卒 技術) No.42解説

 問 題     

金属材料の加工性に関する次の記述の㋐,㋑,㋒に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

・ 金属材料は融点以上の高温度に加熱すると,溶けて流動状態になる性質があり,これを㋐という。

・ 金属材料は大きな力を加えて,薄くしたり,細くしたり,曲げたりすることができ,このように変形できる性質を㋑という。

・ 金属材料を削る場合,材料の種類によって削りやすさが異なり,このような性質を㋒という。

    ㋐    ㋑    ㋒
1.展延性  被削性  可融性
2.展延性  可融性  被削性
3.被削性  展延性  可融性
4.可融性  被削性  展延性
5.可融性  展延性  被削性

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

㋑ が判断しやすいです。
金属の加工性において、大きな力を加え「薄くしたり、曲げることができる」というのは「展性、延性」です。㋑は「展延性」です。正解は 3 or 5 です。

㋒ は「削る場合」とあるため「被削性」と判断できると思われます。

以上より、正解は 5 です。


類題 H29no42

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