問 題
金属材料の加工性に関する次の記述の㋐,㋑,㋒に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
・ 金属材料は融点以上の高温度に加熱すると,溶けて流動状態になる性質があり,これを㋐という。
・ 金属材料は大きな力を加えて,薄くしたり,細くしたり,曲げたりすることができ,このように変形できる性質を㋑という。
・ 金属材料を削る場合,材料の種類によって削りやすさが異なり,このような性質を㋒という。
㋐ ㋑ ㋒
1.展延性 被削性 可融性
2.展延性 可融性 被削性
3.被削性 展延性 可融性
4.可融性 被削性 展延性
5.可融性 展延性 被削性
正解 (5)
解 説
㋑ が判断しやすいです。
金属の加工性において、大きな力を加え「薄くしたり、曲げることができる」というのは「展性、延性」です。㋑は「展延性」です。正解は 3 or 5 です。
㋒ は「削る場合」とあるため「被削性」と判断できると思われます。
以上より、正解は 5 です。
類題 H29no42
コメント