問 題
トンネルの工法に関する記述 ㋐~㋓ のうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。
㋐ 山岳トンネル工法は
一般に,トンネルの掘削と支保工の設置を繰り返しながら施工する工法である。
㋑ 沈埋工法は
一般に,あらかじめ陸上でつくられたトンネルのブロックを水底に沈め,これらを繋ぎ合わせて,水底トンネルを構築する工法である。
㋒ 推進工法は
一般に,コンクリート製や鋼製のセグメントを繰り返し覆工してトンネルを構築する工法である。
㋓ シールド工法は
一般に,管や函体を地山中に,ジャッキなどで押し込んだり,あるいは,けん引したりしてトンネルをつくる工法である。
1.㋐,㋑
2.㋐,㋒
3.㋑,㋒
4.㋑,㋓
5.㋒,㋓
正解 (1)
解 説
㋐、㋑は妥当な記述です。
㋒、㋓は主語が逆です。
セグメントを繰り返すのが「シールド工法」です。一歩ずつ進んでいくイメージになります。一気に押し込んだり、引っ張ったりするのが「推進工法」です。トンネルの距離、地盤の性質などにより使い分けられます。
以上より、正解は 1 です。
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