公務員試験 H29年 国家一般職(高卒 技術) No.37解説

 問 題     

プログラミング言語に関する次の記述の㋐~㋓に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「高水準言語は,人間が理解しやすいようにつくられた命令語を利用した言語である。高水準言語は,実行の仕方により, ㋐言語と㋑言語に分類される。

㋐言語で書かれたプログラムは,コンピュータがプログラム中の命令を一つずつ解釈しながら実行していく。そのため,プログラムの実行速度が㋒。

㋑言語で書かれたプログラムは,先にプログラムを機械語プログラムに翻訳し,その後で実行する。翻訳した後のプログラムの実行速度は㋓。」

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1. アセンブリ インタプリタ 速い 遅い
2. アセンブリ コンパイラ 遅い 速い
3. インタプリタ コンパイラ 遅い 速い
4. インタプリタ アセンブリ 速い 遅い
5. コンパイラ インタプリタ 遅い 速い

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

プログラム実習などを思い出してほしいのですが、「プログラムを書いて、そのまま実行できる」か、「コンパイルしないと実行ファイルができなかったか」という区別です。

「翻訳」されるのは「コンパイラ形言語」です。代表例は C 言語です。インタプリタ形言語の代表例は BASIC、PHP などです。㋐は「インタプリタ」、㋑は「コンパイラ」が入ります。

インタプリタ形は、いちいちインタプリタを呼び出して解釈するという形式なので、一般的に実行速度が遅いとされています。㋒は「遅い」と考えられます。

以上より、正解は 3 です。

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