公務員試験 H28年 国家一般職(高卒 技術) No.98解説

 問 題     

都市計画制度に関する記述㋐,㋑,㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 都市計画区域は,必ず市街化区域と市街化調整区域とに区分するものとされている。
㋑ 市街化区域は,既に市街地を形成している区域であり,市街化調整区域は,おおむね10 年以内に,優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域である。
㋒ 市街化区域については,少なくとも用途地域を定めるものとされている。

1.㋐
2.㋐,㋑
3.㋐,㋑,㋒
4.㋑,㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

㋐ですが
都市計画区域は、市街化区域、市街化調整区域に加え、どちらでもない「区域区分非設定区域」に分類されます。よって、記述㋐は誤りです。

㋑ですが
市街化区域は「優先的かつ計画的に市街化を進める区域」です。市街化調整区域は「市街化を抑制する区域」です。よって、記述㋑は誤りです。

以上より、正解は 5 です。

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