問 題
建築施工の工法に関する記述㋐、㋑、㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 置換工法は、軟弱な地盤を除去し、良質土と置き換える地盤改良工法である。
㋑ 逆打ち工法は、山留め壁を支持するのに地下躯体を使用する工法である。
㋒ アースドリル工法は、先端が開放になっている既製杭の内部にアースオーガーを挿入して掘削しながら杭を押し込んでいく工法である。
1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋐、㋑、㋒
4.㋑、㋒
5.㋒
正解 (2)
解 説
㋐、㋑は妥当な記述です。
㋒ですが
アースドリル工法とは、ドリリングバケットを回転させて地盤を掘削、バケット内部に収納された土砂を地上に排土する方法で掘削を行う工法です。掘削完了後、鉄筋かごを孔内に建込み、コンクリートを打込むことにより杭を築造します。「掘削しながら杭を押し込む」わけではありません。よって、㋒は誤りです。
以上より、正解は 2 です。
コメント