問 題
建築物に作用する荷重及び外力に関する記述㋐、㋑、㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 多雪区域では、積雪時での長期に生ずる力として、積雪荷重を考慮する必要がある。
㋑ 風圧力の大きさは、建築物の形状によって左右されない。
㋒ 建築物に地下室がある場合には、地下壁に作用する土圧を考慮する必要がある。
1.㋐
2.㋐、㋑、㋒
3.㋐、㋒
4.㋑
5.㋑、㋒
正解 (3)
解 説
㋐は、そりゃあ考慮がいるよね?という内容です。おおむね3ヶ月程度を想定しています。
㋐は妥当です。
㋑ですが、風を受けやすい形状、受けにくい形状があります。よって、㋑は誤りです。
㋒は確かに地下室には土圧がかかるよね、という内容です。ちなみに地下室は土圧に耐えるように設計されているため、土圧よりは通常相当小さい地震時の水平荷重に対して当然耐えることが期待されています。そのため、地下室のある家が耐震性が高いと言われます。
㋒は妥当です。
以上より、㋐、㋒が妥当です。正解は 3 です。
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