問 題
曲線 y = √(x+6) と直線 y = x の共有点の個数はいくつか。
1. 0
2. 1
3. 2
4. 3
5. 4
正解 (2)
解 説
それぞれのグラフを書いて考えます。
重要な基礎知識が、「√ の中身は 0 以上」です。(複素数の範囲は考える必要ありません。)y = √(x+6) では、x+6 が正でなくてはならないため、x ≧ -6 が定義域となります。つまり、この曲線は x < -6 では存在しません。
y = √(x+ 6) は、x が増えるほど値は大きくなりますが、y = x ほどの増加は見せません。 x = 100 になっても、√ 106 なので、せいぜい 10.2,,, です。以上をふまえると、以下のようなグラフになります。
グラフより、共有点は1個です。
以上より、正解は 2 です。
別解。
x = √(x+6) 両辺を二乗する。√(x+6) ≧ 0 なので、x ≧ 0
x2 = x+6
x2 – x -6 = 0
(x-3)(x+2) = 0
∴ x = 3。共有点は 1 個。
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