公務員試験 H27年 国家専門職(食品衛生監視員) No.5公衆衛生学Ⅰ(3)解説

 問 題     

平成25年人口動態統計(確定数)に関する記述 ①~⑤ について妥当なものには ○ を、妥当でないものには × をそれぞれ記せ。

① 出生数は前年より増加し出生率は前年と同率となった。

② 死亡数は前年より増加し死亡率は前年を上回った。

③ 死因順位は第1位が悪性新生物、第2位が心疾患、第3位が肺炎であった。

④ 出生数から死亡数を引いた数である自然増減数は前年より減少した。

⑤ 死産数は前年より減少し死産率は前年を下回った。

 

 

 

 

 

 解 説     

①ですが
出生数の絶対数は減少しているので、明らかに誤りです。ちなみにですが、出生率が前年と同率であるという記述は妥当です。

②~⑤はすべて妥当な記述です。
全体的な傾向として、死亡数、死亡率はわずかずつですが増加傾向です。

③については
脳卒中が減少しているという点が特徴的です。自然増減数は減少傾向にあり、死産数、死産率は漸減傾向にあります。

類題 H26No5Ⅰ(3)

No5Ⅰ(3)対策として、更には公務員としての日本人口に関する一般教養としても、『人口動態統計』の結果の概要 は、絶対目を通すべきと言えるように思えます。

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