問 題
川や谷を越えて水準測量を行う場合には、器械を中央に置くことができない。そのため、前視・後視の距離が著しく異なる。このようなとき、図のように両岸で同じ器械を用いて測量を行い、2組の高低差の平均を求める交互水準測量を行う。
いま、点 C の器械において2点 A、B に立てた標尺の読みが a1 = 1.125 m、b1 = 0.669 m であり、点 D の器械において2点 A、B に立てた標尺の読みが a2 = 2.306 m、b2 = 1.846 m であるとき、AB 間の高低差 H はいくらか。ただし AC = BD = l とする。
1. 0.452m
2. 0.454m
3. 0.456m
4. 0.458m
5. 0.460m
正解 (4)
解 説
a1,b1 の差は 0.456m です。a2,b2 の差は 0.460m です。この平均をとります。0.458m が観測値となります。
以上より、正解は 4 です。
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