問 題
次は花きの花色に関する記述であるがA~Dに当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
「花には多様な色素が含まれている。化学構造からはA カロテノイド類B に大別される。A は配糖体として存在し液胞に蓄積する。カロテノイド類は疎水性の赤・黄色を呈する色素であり通常は有色体に存在する。B は赤紫・黄色を呈し水溶性で液胞に存在する。遺伝子組換えによる花色の改変も行われておりC 由来の遺伝子を使い既存の品種よりも青色に近い花色の D が作出され市販されている。」
/ | A | B | C | D |
1 | フラボノイド・ アントシアニン類 | ベタレイン類 | ペチュニア | カーネーション |
2 | フラボノイド・ アントシアニン類 | クロロフィル | ガーベラ | バラ |
3 | ベタレイン類 | クロロフィル | ペチュニア | バラ |
4 | ベタレイン類 | フラボノイド・ アントシアニン類 | ガーベラ | カーネーション |
5 | クロロフィル | ベタレイン類 | ペチュニア | カーネーション |
正解 (1)
解 説
記述 A,B ですが
クロロフィルは「葉緑素」です。花の色素ではありません。よって、正解は 1 or 4 です。
青に近い花色のカーネーションは、「ペチュニア」由来の遺伝子が用いられています。
以上より、正解は 1 です。
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