公務員試験 H26年 国家一般職(高卒 基礎) No.19解説

 問 題     

図は、A国、B国、C国の3か国について、ある年における1人当たりの食用魚介類の年間供給量、及びその内訳(上位5種類)等を示したものである。これから確実にいえるのはどれか。

  1. マグロ類の1人当たりの年間供給量が最も多い国はB国である。
  2. イワシ類の年間供給量は多い順にB国A国C国である。
  3. 3か国の中で「その他」の年間供給量が最も多いC国は供給される食用魚介類の種類も最も多い。
  4. C国の食用魚介類の年間供給量はA国の約8倍である。
  5. 3か国合計のイカ類の年間供給量はタラ類のそれより多い。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

選択肢 1 ですが、61 の 8%、56 の 9%、54 の 10% で一番大きいのが 56 の 9% か、という選択肢です。これぐらいなら計算しましょう。 61 × 0.08 = 4.88、56 × 0.09 = 5.04、54 × 0.10 = 5.4 です。C 国が一番多いです。よって、選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが、イワシ類については C 国についてわからないため読み取れません。よって、選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 ですが、資料から読み取れません。よって、選択肢 3 は誤りです。

選択肢 4 ですが、A 国の年間供給量は 1100 × 61 です。一方、C 国は 12800 × 54 です。1100 → 12800 は大体11倍強、61 → 54 は 0.9倍 弱 と評価すれば、大体ちょうど 10 倍くらいです。8 倍よりは多いと考えられます。よって、選択肢 4 は誤りです。

以上より、1~4誤りなので、正解は 5 です。

コメント