公務員試験 H26年 国家一般職(高卒 技術) No.92解説

 問 題     

日照・日射に関する記述㋐ ㋑ ㋒のうち、妥当なもののみを全て選び出しているのはどれか。

㋐ ある地域の日の出から日没までの時間を可照時間といい、実際に日の照った時間を日照時間という。

㋑ 日射熱の遮蔽効果は、ブラインドやカーテンなどを窓の内側に設けるよりも、ルーバーやひさしなどを窓の外側に設ける方が効果的である。

㋒ 同一建築物の日影時間図において、日影が2時間以上生じる部分より、4時間以上生じる部分の方が大きい。

1. ㋐
2. ㋐ ㋑
3. ㋑
4. ㋑ ㋒
5. ㋒

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

㋐、㋑は妥当な記述です。

㋒ですが
家を中心に同心円を考えてみれば、家の近くほど長い時間日陰で、家の遠くに行けば行くほどわずかな時間日陰と考えられます。すると「4時間以上日陰」よりも「2時間以上日陰」の方が、より遠くまでカバーすると考えられます。よって、㋒は誤りです。

以上より、妥当な記述は㋐、㋑です。正解は 2 です。

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