問 題
建築施工に関する記述㋐ ㋑ ㋒の正誤の組合せとして最も妥当なのはどれか。
㋐ 横線工程表(バーチャート)は、矢印と ○ 印で組み立てられた網状の図をいい、この手法を用いると、ネットワーク工程表に比べ作業の順序が明確になり、各作業の相互関係も分かりやすい。
㋑ 地盤調査におけるボーリングとは、掘削用の道具や機械を用いて地中に孔をあけ、各深さの地層の土を採取することであり、各地層の性質を知ることができる。
㋒ 標準貫入試験とは、基礎が載る地盤に載荷板を設置し、これに荷重をかけ、沈下量を測定して地盤の耐力や支持力の判定を行うことをいう。
㋐ ㋑ ㋒
1. 正 正 誤
2. 正 誤 正
3. 正 誤 誤
4. 誤 正 誤
5. 誤 誤 正
正解 (4)
解 説
㋐ですが
バーチャートと、ネットワーク工程表が逆です。
㋑は、妥当な記述です。
㋒ですが、標準貫入試験は N 値を求める試験です。質量 63.5 ± 0.5kg のハンマーを、76 ± 1cm の高さから 自由落下させ、サンプラーを 30 cm 打ち込むのに要する打撃回数が N 値です。「載荷板設置し荷重欠けて沈下量測定」ではありません。よって、記述㋒は誤りです。
以上より、誤、正、誤です。正解は 4 です。
コメント