公務員試験 H24年 国家一般職(土木) No.24解説

 問 題     

図のように長さの等しいばね A,B が長さ l の剛体の両端を水平に支えている。ばね A,B のばね定数はそれぞれ k1,k2 である。ここで、剛体の左端から距離 a の位置に集中荷重 P を作用させたところ剛体は水平を保ったまま沈下した。

このときa の値として最も妥当なのはどれか。ただし、剛体及びばねの自重は無視する。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

沈下量を x とします。ばねなので、フックの法則を思い出します。「F = kx」 です。

ばね A,ばね B はそれぞれ k1x,k2x の力を受けます。

集中荷重Pが作用している点まわりのモーメントに注目すれば

です。

これを a について解けば

となります。

以上より、正解は 2 です。

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