サイトのコンセプト

公務員試験まとめましたのサイトをより有効にお使いいただくため、ここでは、このサイトのコンセプトについてご紹介したいと思います。

はじめに

まず、このサイトでは、公務員試験に合格するための知識や考え方を身につけることに重点を置いています。そもそも、なぜこのような解説サイトを作ろうと思ったかについて、経緯を少しお話します。

本サイトの管理人は過去 (2012 年 春試験) に公務員試験を受験しています。勉強の過程で痛感したことは、公務員試験の範囲は膨大であり、一人で勉強していくのはなかなか骨が折れるということです。

一方で、勉強を進めていくうちに、過去問で繰り返し出題されている重要なポイントが明確であることに気づきました。また、内容をよく理解している人や良い参考書に出会うことで、勉強が非常にスムーズに進むこともわかってきました。

結果として、あまり学習時間がなかったのですが、満足のゆく結果を得ることができました。

さらに、公務員試験受験を通じて学んだ内容がそれまでの学業、特に専門科目で学んだことの貴重な復習となり、さらにはより深い理解につながっていきました。もちろん周囲の仲間や先生にも恵まれたのですが、公務員試験勉強を通じた専門科目の理解度の向上が、研究室生活においても非常に有意義に活用されたと感じました。

このような経験を通じて、公務員試験についてできるだけ幅広く網羅し、試験勉強としてはもちろん、さらには大学専門課程の勉強にも活用できるようなサイトを作ることができれば有意義であると考え、本サイト作成に至っています。

あなたがこのサイトを上手に使い、安心して合格点が取れる実力を身につけることを、切に願っています。

公務員試験合格のために まず何をやるべきか

公務員試験合格のために、まずやるべきことは過去問を見て、どんな問題が出題されるかを把握することです。そして、数年間で繰り返し出題されている頻出項目について、過去問演習を通じてマスターすることが、合格に必要十分な学力を身につける最短経路です。

今、一言で「公務員試験」と書きましたが、公務員試験には、大きく2つ、国家公務員試験と地方公務員試験があります。また、国家公務員も大きく2つ、国家総合職試験と国家一般職試験に分かれます。従って、この文章を読んでいるあなたが解くべき公務員試験が何なのかを、自分の志望先を決定することで確定させる必要があります

2025.03 月追記
志望先決定の重要度が、これまでよりもさらに大きくなっているため、本段落を追記します。公務員試験は試験制度変更が急激に進行中です。大学 3 年生時点で受験ができる試験が複数できていたり、SPI 受験、専門試験のみの受験、専門性確認シート、プレゼン動画形式など、今後も様々な制度変更が想定されます。繰り返し強調したい点が「あなたが解くべき公務員試験が何なのかを、自分の志望先を決定することで確定させる必要がある」という点です。

とはいえ、なかなか志望先は決まらないのではないでしょうか。そこでまずは「国家総合職を受験するかどうか」を考えてみてください。国家総合職を受験しない場合であれば、原則として国家一般職の過去問を勉強することで、ほぼどの試験区分にも対応ができます。ここで国家総合職や国家一般職、地方公務員試験の そもそもの違いについて疑問点のある方は、試験の概要 ページ をごらんください。

国家一般職の過去問は、大卒区分と高卒区分があります。原則として、まず国家一般職 高卒区分の勉強に取り組むことをおすすめします。また、地方公務員受験者については、さらに地方特有の難易度や形式に合わせるために、特別区の過去問を加えて勉強することをおすすめします。

ただし、大卒 行政区分での受験を考えており、専門試験として 憲法、民法等を勉強する場合は、専門試験については、国家一般職(行政)大卒区分 の勉強に取り組みましょう。

P.S
本サイトは、公務員試験だけでなく、様々な勉強の独学に少しでも役立てばいいなと考えています。一方で、公務員試験合格のために独学では困難を感じ、予備校を検討する方も一定数いると思います。

・通学ではなく通信制であり所在地に関わらず検討できる点
・合格のための要点に絞った内容を備えている点
・定期的な模試の実施に加え、蓄積データ活用が多岐に渡っている点
・コストパフォーマンスの観点

から、当サイトにおける推奨は 公務員のライト さん (リンク先は ライトさんの TOP ページにとびます) です。一候補として、予備校検討の際はご覧ください!