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本の内容を簡単に…
仕事も人間関係もうまくいかない筆者が「ヒトの悩み」から本気で離れたいと思い、シャーマンに相談したらヤギになれと言われます。
四足歩行を実現するために、昆虫の外骨格のような、ロボットアーマーを想起させる装置を開発し、草食に適した内蔵対応装置を手作りしてみたり、、、このあたりのとんでもない実行力は、著者の前作「ゼロからトースターを作ってみた結果」を知らないと『ほんと何者!?』と感じる所です。少年ジャンプで「Dr.Stone」の内容に少しでもワクワクしちゃった人は、心から笑いがこみ上げてきて、一人でめちゃくちゃ突っ込むこと必須かも。
本を読み終わる頃に、仕事や人間関係で悩んでいた著者は、アルプス山脈を越え、ヤギの群れの中にいます。この「ヤギになりきる GoatMan Project」は 2016 年イグノーベル賞を受賞しています。
著者はこんな方
トーマス・トウェイツは、ロンドン出身のグラフィック・アーティストです。芸術家です。著者のホームページには、GoatMan Project の他にもいくつかのプロジェクトが紹介されています。
おすすめのポイント
僕は個人的に、ムダなことが嫌いな傾向が強いと感じています。意味があると自分が感じることだけに、時間も労力も体力も費やしたいと考えるクセが強いです。
そして、隣の芝生は青いから、ムダなことを全力でやる人が、大っ好きです。「自分にできないことを平然とやってのける。そこにシビれ・・・」(後は勝手に補足し、音声が再生されるので、省略。)
本書は、現代だからこそできるし、知れる、最高のムダテイメントの一つではないかと思います。何かわからないけど活力、元気が湧いてくる一冊です。
こんな人におすすめ!
- 何も考えず笑いたい人
- 最近少し真面目モードが続いて疲れを感じた人
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