問 題
道路の設計に関する次の㋐ ㋑ ㋒の用語のうち、設計速度 [km/h] が大きいほどその値を小さくすべきものとして妥当なもののみを全て選び出しているのはどれか。
㋐ 曲線半径 [m]
㋑ 視距 [m]
㋒ 縦断勾配 [%]
1. ㋐
2. ㋐ ㋑
3. ㋐ ㋑ ㋒
4. ㋑
5. ㋒
正解 (5)
解 説
速い速度で突っ込んでくる車を想像すると、判断しやすいと思います。
㋐ですが
道路における曲線部分では、急なカーブ設計にしてしまうと、速い速度で突っ込んでくる車は曲がりきれず事故ってしまいます。急なカーブとは、曲線半径が小さいカーブです。従って、設計速度が大きいほど、曲線半径は大きくすべきであると判断できます。㋐は誤りです。
㋑ですが
視距とは、視ることができる距離です。速い速度で走っている時に、前がほとんど見えないような設計にしてしまうと、突然のカーブなどに対応できず事故ってしまいます。従って、設計速度が大きいほど、視距は大きくすべきと考えられます。㋑は誤りです。
以上より、正解は 5 です。
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