公務員試験 H26年 国家一般職(高卒 基礎) No.29解説

 問 題     

アジア・ヨーロッパの大河に関する記述A~Dのうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。

A:黄河は中国最長の大河である。チベット高原北東部の青海省西部に源を発し上海付近で東シナ海に注いでいる。流域では米の栽培が盛んである。

B:メコン川はインドシナ半島を流れる東南アジア最長の大河である。チベット高原東部に源を発しタイベトナム等を経て南シナ海に注いでいる。下流には広大なメコンデルタを形成している。

C:ドナウ川はロシア西部を流れるヨーロッパ最長の大河である。モスクワのバルダイ丘陵に源を発しカスピ海に注いでいる。沿岸には大きな発電所が設けられ電力供給の面で重要な役割を果たしている。

D:インダス川は南アジアの大河である。チベット高原西部に源を発しパキスタン東部を経てアラビア海に注いでいる。流域ではおよそ紀元前2500年頃から都市文明が発展した。

  1. A B
  2. A C
  3. B C
  4. B D
  5. C D

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

記述 A ですが、中国最長の川は長江です。黄河ではありません。よって、記述 A は誤りです。

記述 B は妥当な記述です。

記述 C ですが、ヨーロッパ最長はボルガ川です。ドナウ川ではありません。よって、記述 C は誤りです。

記述 D は妥当な記述です。

以上より、正解は 4 です。

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