公務員試験 H26年 国家一般職(高卒 基礎) No.20解説

　問 題　　　　　

秋分の日(太陽が秋分点の上を通過する瞬間を含む日)は年によって日付が異なる。表は，1800年から2099年までの期間における各年の秋分の日が９月の何日になるかを推定を含め示したものである。これから読み取れることとして最も妥当なのはどれか。

1. この期間の 50 の倍数の年は秋分の日が全て９月23日になる。
2. 2012 年から 2099 年までの期間のうち秋分の日が９月22日になる年が占める割合は５割を超える。
3. 1800 年から 1899 年までの期間のうち秋分の日が９月23日になる年が占める割合は６割に満たない。
4. この期間において秋分の日が９月22日になる最後の年は 2078 年である。
5. この期間において秋分の日が９月24日にならない年が 40 年以上続くことはない。

 

 

 

 

 

　解 説　　　　　

選択肢 1 は、妥当な記述です。この期間の 50 の倍数の年とは 1800,1850,1900,1950,2000,2050 です。4 で割った余りは 0,2,0,2,0,2 です。表を見るとすべて 23 日となっています。

選択肢 2 ですが、下 3 行に 12 マスあって、22 日は 6 マスです。ちょうど５割です。よって、選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 ですが、上４行に 16 マスあって、23 日が 12 マスなので、75% だから 6 割超えです。よって、選択肢 3 は誤りです。

選択肢 4 ですが、 2098 年があります。よって、選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 ですが、一例として、1852年から 1900 年までがずーっと 23 日 or 22 日です。48 年続いているため誤りです。よって、選択肢 5 は誤りです。

以上より、正解は 1 です。